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刑事コロンボ #68「奪われた旋律」

いろいろとすっきりしない……って新シリーズこんなんばっかりw コロンボのキモは動機探しとアリバイ崩しだと思うけど、両方ダメだった。自白したわけでもないのに、最後の屋上でのやりとりが逮捕に繋がったというのがなんか納得いかない。
評価されてた(オスカーも取った?)曲が弟子のゴースト作曲だったこと(それを暴露されるのを防ぐこと)が殺人の動機だったんだけど、それは結局バレたのかはっきりしないまま。だいたい作曲のことはレベッカも知っていたので、ガブリエル殺しても無駄だってこともわかってたはずだし……楽譜盗まれたから証拠がないってこと?
そもそもなんで1曲だけ指揮させることにして、それを公表したのかも謎。サプライズだからと口止めしといておびき出すのならわかるけど。
屋上から落ちる前に薬で意識不明になっていたことの証拠はいろいろ出てきたけど、それがクロフォードのせいなのかは証明できないような。体内で分解されやすくて検出されないはずの薬が、生前にできた傷口に固まっていた血液から検出されたくだりは面白かった。
ガブ(GABE=ガブリエル)とベッカ(BECCA=レベッカ)の名前を楽譜にしたものが二人の秘密のやりとりとして出てくるんだけど、それが決定的証拠になるのかと思ったのに(クロフォードがそのフレーズを自作の曲に入れてしまうとか、コンサート当日に指揮棒を忘れたクロフォードが音符入りのガブリエルの指揮棒をそれと気がつかずに本番で使ってしまうとか)、なんかうやむやで終わった……。落ちてた指揮棒に名前を折り込んだフレーズが書かれてた=ガブリエルのもの、ってことだろうけど、無くても指紋とかでわかるだろうし。
穿いてた靴のサイズが2センチ違うのも、なんかクロフォードが無理矢理履かせたからサイズが違ってたのに気がつかなかった(=自分で穿いてない)のだという流れになってたけど、もともと「本人が」貸衣装屋で借りたときからサイズ違ってたのに。
最後にコロンボが、いつものあの曲をキーボードで弾きたいとレベッカに教わってたけど、前に(旧シリーズ?)ピアノで弾いてるシーンがあったような。教わらなくても弾けるんだけど、話の接ぎ穂というかコロンボの優しさ表現なのかなぁ……連弾してみせるとかでもよかったかも。