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刑事コロンボ #36「殺人処方箋」

今回のNHK-BS2の放映は話数順じゃないんだけど、なんでそういうややこしいことをしたがるのか……(宇宙大作戦のときもそうだった)。で、本作は本来の話数だと第1話、いわゆるパイロット版。OPの雰囲気がなんか違うなー。コロンボの髪型がちょっとすっきりしてたりして、まだキャラが固まってないっぽい感じが面白い。上司からも部下からも信任厚い感じをわりとはっきり出してるし。レギュラー放送になってくると上司の話はあんまり出てこないし、現場の下っ端警官からは一般人に間違われたりと、これは犯人も油断するだろうなっていう方を強調してる感じ。一応、部下や同僚からは一目置かれてるらしいことはチラチラ出てくるんだけども。
ストーリーのフォーマットは既に固まってるか。先に犯人視点で殺人が起こり、視聴者にも犯人がわかっていて、後半はコロンボの犯人追及(主にアリバイ崩しと物証探し)という倒叙の形。本作のアリバイ崩しもドキッとさせられる。初見のときはほんとびっくりというかやられたっと思ったw コロンボに。
追加シーンは妻の入院先の病院に犯人のフレミング医師(若山弦蔵)とコロンボが面会に来るところ。ここのフレミングの声は麦人になってるな(若山さんにちょっと似てるか)。他の話数もそうだけど、追加シーンの声優は、コロンボ小池朝雄が亡くなってるのでしかたない(銀河万丈になってる)が、それ以外は可能な限りオリジナルキャストでやってほしかった。