たろさのチラシの裏(旧はてなダイアリー)

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文庫

アーサー・コナン・ドイル「シャーロック・ホームズの回想」

光文社文庫。このシリーズは装丁も素敵で、絵本の挿絵みたいな味のあるイラストが付いてるんだけど、ささめやゆき だと今頃気付いたw 「緋色」「冒険」と既読なのに……。新訳(要所に訳注付き)で装丁がしゃれてて本文挿絵(本書はパジット画)ありで完訳(予定)と…

島田荘司「上高地の切り裂きジャック」

文春文庫。表題作と『山手の幽霊』の中編2編収録。表題作(タイトル大袈裟すぎ。被害者1人だし猟奇っぽくないし)は石岡一人称だが御手洗はスウェーデンにいて電話で安楽椅子探偵ないつものやつ。法律事務所に就職した里見も登場(思えば里見がでしゃばりだして…

島田荘司「ネジ式ザゼツキー」

講談社文庫。なんかねー御手洗が日本を離れてからさっぱり面白くない。ミステリとしての面白さ(謎解き関係)はそれなりにあるんだけど、御手洗ものの面白さってやはり石岡あってこそだと思うので。本作も御手洗の一人称だし石岡の出番はかけらもなし。事件に…

アルフレッド・ベスター「虎よ、虎よ!」

ハヤカワ文庫SF。「モンテ・クリスト伯」読了したので今度はこれ。元々「虎よ〜」をアニメ化しようとしたが版権の問題などで断念、「モンテ〜」をアニメ化したのが「巌窟王」という話だけど、原作は「モンテ〜」の方が断然面白い(と自分は思った)ので結果オ…

アレクサンドル・デュマ「モンテ・クリスト伯(全7巻)」

岩波文庫版で読了。7巻あるけど(しかも最近の岩波文庫と違って活字が小さい)面白くてサクサク読めるので量は気にならない(読了後すぐもう1回読みたくなったんだけど他に積読本が多いから自粛……そのうちまた)。新刊で入手可能な全訳はこれのみ? 前にもちょっ…

神山修一「巌窟王(1)〜(3)」(MF文庫J)

デュマのじゃなくGONZOアニメのノベライズ版。内容はアニメとあんまり変わらない。あらすじ読んでるみたい。まぁ3巻で終わりという時点で気付くべきだったけどw 監督のコミック版(現在2巻、以下続刊)に期待。次はデュマの原作を読む。